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ENTRY新卒採用

空調や給排水設備工事で、
図面を現場に落とし込む。

設備事業部 設備部 設備事業所 係員

2017年入社

建設システム工学科(建築コース)卒

現在の仕事内容を教えてください。

近畿圏の老健施設や給食センター、学校、ホテル、病院、工場、商業施設、官公庁の物件など、多岐にわたる物件について、空調・換気設備や給排水衛生設備といった機械設備の施工管理を行っています。主な業務は、安全管理、品質管理、工程管理、施工図の作成とそれに伴う打ち合わせです。安全に作業を進められるよう職人さんの作業環境を整え、工事の進捗を管理しながらスムーズに進行できるよう工程を調整しています。また、工事の進捗確認や建設会社からの追加や変更を職人さんに伝え、作業の順序を調整することも重要な仕事です。

仕事のこだわりは?

現場における人とのつながりを大切にしています。ひとつの現場の工事には、多くの業者や設計者、メーカーの方々が関わっています。自分の作業もその中の一端であることを自覚し、他の業者や設計担当者と積極的に話し合いを行い、必要であれば他の方のサポートも行い、現場全体がうまく進むよう努めています。また、例えば安全に作業が進められないと予想する場合は、建設会社に足場の変更を提案するなど、安全確保はもちろんのこと、職人さんが働きやすい環境をつくることも大切な仕事だと思っています。時には職人さんと意見が分かれることもありますが、しっかりと話し合い、お互いが納得できる形で解決できるように心がけています。

印象に残っている仕事は?

入社5年目に担当した文化会館の空調・給排水設備工事が特に印象に残っています。この物件で初めて、実際に工事を進めるための施工図の作成を担当しました。それまでは、職人さんへの指示業務が中心だったので、苦労したのを今もよく覚えています。施工図を描くにあたって、元となる設計図通りにいかないことも多々あり、ダクトが収まらない場合は材料を変えるなど、施工方法や使用材料の変更検討といったさまざまな対応が必要でした。そんな中でも、同じ現場にいた上司や先輩に相談しながらなんとか乗り切り、工事を無事に完了させることができたときは、本当に達成感がありました。その建物には今も愛着を持っています。今では、作図のスピードも上がり、現場での対応力も身につき、あの頃よりも自信を持って仕事に取り組むことができています。

会社の魅力を教えてください。

関西圏で腰を据えて働けることが、個人的には最大の魅力だと感じています。他の設備工事会社では、北は北海道、南は沖縄まで現場がある会社も少なくないと聞きますが、鳳工業では関西圏の工事に限定されるため、地域に根ざして働くことができます。また、先輩方が常にサポートしてくれる環境も魅力的です。べったりバディを組む形だと、ついつい頼りすぎたり、自分で考える前に教わってしまうケースもあるかもしれませんが、相談があるまで見守ってくれる距離感がいいと感じます。しっかり成長していける環境があると思います。

今後の目標・展望についてお聞かせください。

今後は、より規模が大きい現場や、これまで経験していない機器や工種にも挑戦していけたらと考えています。例えば、先ほどお話しした文化会館には、大きな音楽ホールもあったのですが、そうした大空間での空調設備はまだ直接手掛けたことがないので、担当してみたいです。入社して8年目になりますが、まだまだ新しい技術や知識を学び続け、経験を積んでいるところです。現場経験を深めることで、幅広い知識を持って貢献できる人材になりたいと考えています。

休日の過ごし方を教えてください★

休日は、気が向いた時に食べ歩きをしています。会社の先輩と食事に行くのが毎週の恒例で、リラックスした時間を過ごしています。

Welcome

入社希望者にメッセージ

学生時代は建築を専門に、設備の仕組みなどの勉強をしていました。そこで「1階でも5階でも蛇口をひねると水が出る」という、見えない部分で建物を支える技術の素晴らしさに感銘を受けたのが、この業界に進んだきっかけです。業界にはさまざまな会社がありますが、中でも鳳工業は、関西で腰を据えて働きたい方、そして設備工事に興味がある方にとって、アットホームで楽しく働ける会社だと思います。

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