全体を俯瞰し、
リーダーとなり現場を導く。

導管事業部導管部北東部導管事業所　副課長

2011年入社

総合工学システム学科卒

現在の仕事内容を教えてください。

大阪府北東部や奈良エリアで、ガス導管の老朽化による入れ替えや、新築住宅やマンション、ビル建設の際の延伸工事を行っています。道路での工事準備や材料発注、立ち合いなどの施工管理、また工事前後の書類・図面作成、現場写真整理をしています。また中堅になってきたので、先輩のサポートや後輩への指導も担っています。

仕事のこだわりや心がけていることは？

近隣住民の方のことを第一に考えます。車両の出入りや通行止め期間をしっかり伝えるなど、工事前に住民の方の不安の芽を取り除き、不便をかけないように努めています。また、無事故・無トラブルで工事を完了するためには現場全体を俯瞰することが大切です。作業だけに集中するのではなく、住民の方の通行への気配りなど、常に広い視野を持つように心がけています。こういった取り組みが施主様の信頼につながり、安心して工事を任せていただけると考えています。

仕事の中で印象に残っていることは？

入社3年目に大学の大規模工事を任せてもらいました。2つのキャンパスを担当し、距離にすると1km、3～4カ月かかりました。授業時間中は大きな音の出る作業をひかえたり、学生がいない時間帯を選んだり、工夫しながら工事を進め、上司や先輩方にサポートしてもらいながら無事に完遂することができました。その功労が認められ、従業員社長表彰を受賞したことは自信になりました。

5年目に担当した住宅地の工事も印象的です。交通量が多く、入り組んだ地域だったため、通行止めによる渋滞や混乱を避けるためにも夜間工事しかできず、約半年という長期間を要する現場でした。地元説明会を開催したり、外国籍の方のために4カ国語の工事案内用紙を用意したり、住民の方に充分ご理解いただくため定期的にご案内しました。初めての経験が多かったですが、どのような現場も工事を完遂できると身をもって感じることができました。